
朝の出勤時、駅に着いたら事故で電車のダイヤが乱れていた!家を出る前にチェックしておけば別の路線で行くなりできたのに、、、
みなさんこのような経験はないでしょうか?駅に着いてから遅延状況を知り、別路線で行くことを検討したり会社に遅刻の連絡を入れたりと、あたふたしてしまいますよね。かといって毎朝家を出る前にわざわざ調べるのも面倒です。
そこで今回は、登録した路線に遅延が発生したらプッシュ通知する仕組みを作ってみました。
今回利用するののは、ビジネス用チャットツール「ChatWork」、Googleが提供するGAS(Google Apps Script)、そして電車の遅延情報を提供している「電車遅延情報のjson」です。
1. Google Apps Script と ChatWorkの設定
電車の遅延情報は Google Apps Script を利用して取得し、チャットワークへ送ります。あらかじめ忙しいマーケターのためのプログラミング入門 – チャットワークAPI編を参考に、Google Apps Script とチャットワークの設定をしてください。
2. プログラムコードの設定
Google Apps Script に、上記のプログラムコードを貼り付けます。その後コードの中に4箇所ある「xxxxx」の部分を書き換えます。
token(6行目のxxxxxの部分): チャットワークのAPIトークンを指定
room_id(8行目のxxxxxの部分): チャットワークのルームIDを指定
target_company(16行目のxxxxxの部分): チェック対象の会社名
target_name(18行目のxxxxxの部分): チェック対象の路線名
「会社名」と「路線名」は鉄道遅延情報のjsonを参考に設定してください。
3. プログラムの実行
Google Apps Script を実行し、チャットワークに投稿されることを確認します。
うまくいかない場合は下記記事を見て、ChatWorkやGoogle Apps Scriptの設定が間違っていないか確認してください。
忙しいマーケターのためのプログラミング入門 – Google Apps Script 準備編
忙しいマーケターのためのプログラミング入門 – チャットワークAPI編
5. トリガーの設定
処理が定期的に実行されるようにトリガーを設定します。出勤時間に合わせて例えば毎朝7時にチェックするというような形がおすすめです。
トリガーの設定方法は、忙しいマーケターのためのプログラミング入門 – Google Apps Script 準備編の中の「5.トリガーの設定」を参考にしてください。
6. プッシュ通知の設定
チャットワークに通知があった際に、プッシュ通知が届くようにチャットワークのアプリをスマホにインストールしておきます。
チャットワークアプリ(iOS)ダウンロード
チャットワークアプリ(Android)ダウンロード
アプリの「設定」メニューから「プッシュ通知」をオンにし、「ダイレクトチャットの発言」をオンにしておきます。お知らせ用のチャットワークアカウントからダイレクトチャットが届くと、プッシュ通知が表示されるようになります。
いかがでしょうか、電車の遅延に悩まされている方はぜひご活用ください!
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