
今回は効率よく競合他社の動向をリサーチをするために、Zapierというサービスを使って「競合企業のTwitterアカウントがつぶやく度にChatWorkに通知させる方法」をご紹介します。
Zapierとは
Zapierとは様々なWebサービスをプログラミング不要で連携させることができるサービスです。Gmail,Twitter,Facebook,Instagram,Evernote,Dropboxなど500以上のサービスが登録されており、例えば「Gmailで受信した添付ファイルを自動的にDropboxに保存する」ということが簡単な設定で可能になります。
ChatWorkとは
ChatWorkとはビジネス向けのチャットツールです。メールにかわるコミュニケーション手段として日本国内を中心に普及しています。業務を進めるための情報伝達手段としてはもちろん、APIを利用することで集めてきた情報を共有するためのプラットフォームとしても活用することができます。
Zapierの設定方法
1. ZapierとChatWorkの登録
まずはZapierとChatWorkのアカウントを作成します。(どちらも無料プランが用意されています)
Zapierは下記の紹介リンクから登録すると、月間実行可能回数の最大値が100回上乗せされます。(通常は無料プランで100回/月まで)
http://zpr.io/TDXy
ChatWorkの新規登録はこちらから
http://www.chatwork.com/ja/
2. ChatWorkのAPI申請
ZapierでChatWorkを連携させるためには、ChatWorkのAPIキーが必要となります。
ChatWork API申請ページ
※ビジネスプランを利用されている方は、管理者の方が申請します(一般ユーザーは申請できない)
申請後数日以内にAPI発行完了のメールが届くので、チャットワークの「動作設定」を開いてください。「API発行」というタブが新たに表示されますので、そちらよりAPIキーを確認できます。
3. Zapierで連携の設定
Zapierにログインし、メニューから「MAKE A ZAP!」を選択します
「Choose a Trigger app」から「Twitter」を選択し、「Choose a Trigger」から「User Tweet」を選択します
「Choose an Action app」から 「ChatWork」を選択し、「Choose an Action」から「Send Messege」を選択します
現在利用しているTwitterアカウントを設定します(今回の設定では、連携させたアカウントからつぶかれることはありません)
ChatWorkのAPIキーを入力することでアカウントを認証させます
競合企業のTwitterアカウント名を入力します。例えばマイクロソフトなら「mskkpr」と入力します
「Room」から投稿するチャットルームを選択し、「Text」に投稿する内容を設定します(Textは「Insert fields」ボタンから選んでカスタマイズできます)
「Test Twitter trigger」をクリックし、テスト結果を確認します
最後に名前をつけて「Turn Zap on」をクリックすれば設定完了です。
以降15分毎にツイートをチェックして更新があればChatWorkに通知されるようになります。
(ただし無料プランは月100回までしか実行されません)
※チャットワークへ投稿されたメッセージ
これで競合他社のTweetを自動収集する仕組みが整いました。ぜひ社内メンバーと共有することで、リサーチやマーケティング戦略立案にお役立てください!
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