
情報収集の手段として「はてなブックマーク」を活用しているマーケターの方も多いかと思います。
私も毎日チェックしながら、最新情報の収集、トレンドの把握などに役立ててています。
そこで今回は自分の興味がある分野で、はてなブックマーク上で話題になっているエントリーを収集してチャットワーク上で共有する方法をご紹介したいと思います。
ちなみに自分ひとりで見るならRSSリーダーやメールなどでもいいのですが、チームで情報を共有しディスカッションすることを想定しているので、チャットワークを選んでいます。
本連載の概要については下記の記事をご参照ください。
「忙しいマーケターのためのプログラミング入門」の連載を開始します!
1. RSSフィードのURLを定義
まずはてなブックマークからどんなエントリーを取得するかを決めます。
RSSフィードを利用してエントリーを取得するので、下記を参照にどういったURLを使うのかを定義してください。
・本文に「マーケティング」が含まれるエントリー
http://b.hatena.ne.jp/search/text?mode=rss&q=マーケティング
・タグに「マーケティング」が含まれるエントリー(「text」を「tag」に変更)
http://b.hatena.ne.jp/search/tag?mode=rss&q=マーケティング
・タイトルに「マーケティング」が含まれるエントリー(「text」を「title」に変更)
http://b.hatena.ne.jp/search/title?mode=rss&q=マーケティング
・指定した数以上ブックマークされているエントリー(「users=数字」を追加)
http://b.hatena.ne.jp/search/text?mode=rss&q=マーケティング&users=10
・はてブ数の多い順にソート(「sort=popular」を追加。デフォルトは最新順)
http://b.hatena.ne.jp/search/text?mode=rss&q=マーケティング&sort=popular
・指定した期間のエントリー(「date_bigin=開始日付」「date_end=終了日付」を追加)
http://b.hatena.ne.jp/search/title?mode=rss&date_begin=2015-07-01&date_end=2015-07-31&q=マーケティング
2. Google Apps Script と ChatWorkの設定
はてなブックマークのエントリーは Google Apps Script を利用して取得し、チャットワークへ送ります。忙しいマーケターのためのプログラミング入門 – チャットワークAPI編を参考に、Google Apps Script とチャットワークの設定をしておきます。
3. プログラムコードの設定
oogle Apps Script に、上記のプログラムコードを貼り付けます。その後コードの中に3箇所ある「xxxxx」の部分を書き換えます。
feedURL(3行目のxxxxx部分): はてなブックマークのRSSフィードのURLを指定
token(5行目のxxxxxの部分): チャットワークのAPIトークンを指定
room_id(7行目のxxxxxの部分): チャットワークのルームIDを指定
4. プログラムの実行
Google Apps Script を実行し、チャットワークに投稿されることを確認します。
うまくいかない場合は下記記事を見て設定が間違っていないか確認してください。
忙しいマーケターのためのプログラミング入門 – Google Apps Script 準備編
忙しいマーケターのためのプログラミング入門 – チャットワークAPI編
5. トリガーの設定
処理が定期的に実行されるようにトリガーを設定します。1日1回程度が良いかと思います。
トリガーの設定方法は、忙しいマーケターのためのプログラミング入門 – Google Apps Script 準備編の中の「5.トリガーの設定」を参考にしてください。
情報収集に便利なはてなブックマークを、プログラムの力でさらに便利に活用してみてください!
【関連リンク】
忙しいマーケターのためのプログラミング入門 – Google Apps Script 準備編
忙しいマーケターのためのプログラミング入門 – チャットワークAPI編
忙しいマーケターのためのプログラミング入門 – Google Analytics API 設定編
忙しいマーケターのためのプログラミング入門 – Googleアラート×ChatWork編
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