
今回は Google Analytics のデータを Google Apps Script で取得するための方法をご紹介します。
本連載の概要については下記の記事をご参照ください。
「忙しいマーケターのためのプログラミング入門」の連載を開始します!
Google Analytics API 利用設定
1. スクリプトエディタを開く
下記の記事を参考に、Google Apps Script のスクリプトエディタを開きます。
忙しいマーケターのためのプログラミング入門 – Google Apps Script 準備編
2. 拡張サービス画面を開く
「リソース」から「Googleの拡張サービス」を選択します。
3. Google Analytics API を ONにする
サービスの中の「Google Analytics API」をONにします。そして引き続き、「Googleデベロッパーコンソール」をクリックします。
4. Analytics API を開く
画面下部にある「Analytics API」のリンクをクリックします
5. APIを有効にする
「APIを有効にする」をクリックします。
これでAPIを利用する準備が整いました。
Google Analytics の情報を取得
1. スクリプトエディタを開きコードを追加
スクリプトエディタに元々書かれているコードは削除し、下記のコードをコピペしてください。
2. View ID を記入
Google Analytics のView ID を、ソースコードの「var view_id = 0;」の部分に記入します。
View ID は Google Analyitcs のURLの「pxxxxxxxx」の部分になります。
たとえばURLが下記であれば、View ID は「98765432」になりますので、「var view_id = 98765432;」と設定します。
https://www.google.com/analytics/web/?authuser=0#report/visitors-overview/a123456w11111p98765432/
3. コードを保存する
「ファイル」から「保存」を選択します。
4. プログラムを実行する
メニューの実行ボタンをクリックしてプログラムを実行します
5. 承認する
初回のみ承認画面が2種類表示されるので、内容を確認して承認します。
6. ログ画面を開く
「表示」から「ログ」を選択し、ログ画面を表示します。
7. ログを確認する
PVが表示されていることを確認します。(下記サンプルでは12PV)
これで、Google Apps Script から Google Analytics のデータを取得するところまでできました。
今回は「今日のPVを取得」というシンプルなプログラムでしたが、今後は「PV・目標完了数・離脱率の日毎のデータ」などもっと複雑なデータを取得したり、取得したデータをメールなどで通知する方法をご紹介したいと思います。
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